2001.2.21

羽村駅西口区画整理
346億円投入で市民犠牲をおしつける、時代錯誤の公共事業

羽村市は、「羽村駅西口区画整理事業」を関係住民の過半数が反対の声を無視しを強行しようとしています。
多くの住民は「いまのまちなみを残してほしい」「この歳になって、家の移転などできない」「土地を減歩で取られたら建て替えざるを得ない、まだ今の家のローンが残っているのに」と悲鳴をあげ、「市はおおかたの賛同を得たというが、根拠を示せ」「住民が知りたい情報を公開せよ」と市に話し合いを要求していますが、市は住民にそっぽを向いたままで、同事業の都市計画決定を強行しました。
この事業は総事業費が346億円で、羽村市の一般会計予算の2年分にもなります。補助金など除き市が直接負担するのは206億円になり、20年かかるとして、毎年10億円もつぎこむことになります。羽村市は「行政改革大綱」(1996年)で「これからやるべき事業として羽村駅西口区画整理を一番にあげ、財源を捻出するために、行政の見なおしが必要」とし、これまで敬老金や老人介護手当、修学旅行補助金など削減してきました。この削減額は年間3000万円程度ですから、区画整理をすすめるために、さらなる福祉・教育の切り捨て、公共料金値上げなど住民いじめをねらっています。
羽村市はこれまでも区画整理を行ってきましたが、それはおおかたが農地だったところに道路・公園などをつくってきたものです。羽村駅西口はすでに住宅密集地となっており、下水・水道など完備していますが、これらの公共施設や住宅・店舗などすべて壊して町を改造することになるので、大変なお金がかかり、住んでいる人も大きな犠牲を強いられます。
こんな時代錯誤の公共事業はキッパリ見直すべきです。